
曲の手引き。作曲の経緯と作品のデータ、出典。
1853年から6曲ずつ4集に分けて刊行された、全24曲の編曲集。ベッリーニやロッシーニ、モーツァルト、ウェーバーのオペラの名場面に、ベートーヴェンやシューベルトの歌曲、ナポリ民謡やウェールズの古謡まで加えた幅広い選曲。巻頭の序文で作曲者は、音を保ち続けられないピアノで声の息づかいや伸びやかさをどう再現するかを説き、脱力した柔らかな打鍵や節度ある身振り、ペダルの扱いに触れている。楽譜では旋律を伴奏より大きな音符で印刷し、歌の線を目立たせている点も特徴。
| 編成 | ピアノ独奏 |
|---|---|
| 人数 | 1人 |
| 楽章・曲 | 第1集:第1番 ベッリーニ《清教徒》の四重唱 / 第2番 ペルゴレージ(伝)「トレ・ジョルニ」 / 第3番 ベートーヴェン「アデライーデ」 / 第4番 ストラデッラ(伝)の教会アリア / 第5番 モーツァルト《レクイエム》の「ラクリモサ」と《フィガロの結婚》の二重唱 / 第6番 ロッシーニ《ゼルミーラ》の二重唱「なぜ私を見て泣くの」 / 第2集:第7番 メルカダンテ《誓い》のロマンス「麗しき見知らぬ人よ」 / 第8番 マイアベーア《十字軍の騎士》の陰謀者の合唱 / 第9番 ウェーバー《プレチオーザ》の「ひとりではない」 / 第10番 シューベルト《美しき水車屋の娘》より「粉屋と小川」 / 第11番 ウェーバー《魔弾の射手》の二重唱 / 第12番 モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》のアリア「恋人を慰めて」 / 第3集:第13番 ロッシーニ《セビリャの理髪師》のセレナード / 第14番 モーツァルト《魔笛》より / 第15番 ドニゼッティ《カレーのジャンニ》の舟歌 / 第16番 モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》の三重唱と二重唱「お手をどうぞ」 / 第17番 グレトリ《嫉妬深い恋人》のセレナード / 第18番 ロッシーニ《オテロ》の「柳の下に座って」 / 第4集:第19番 ベッリーニ《ノルマ》のカヴァティーナ「清らかな女神」 / 第20番 モーツァルト《フィガロの結婚》の「恋とはどんなものかしら」 / 第21番 ウェーバー《オイリアンテ》の四重唱 / 第22番 ウェールズの古い吟遊詩人の歌「白い岩の上のダヴィデ」 / 第23番 ハイドン《四季》の歌と合唱 / 第24番 ナポリ民謡「フェネスタ・ヴァシャ」 |
| 別名・表記 | The Art of Singing Applied to the Piano / Die Kunst des Gesanges auf dem Pianoforte / L'arte del canto applicata al pianoforte |
Wikipedia を参考にした記述は CC BY-SA 4.0 のもとで公開されている記事に基づき、この本の文章として書き直しています。
調べた日:2026-10-20
銀座6丁目のクラシック音楽バー「アンク」では、毎夜 20:00 から生演奏があります。今週のスケジュール ›