
曲の手引き。作曲の経緯と作品のデータ、出典。
ト長調の明るさから一転、重く沈んだ響きへ。前奏曲には、バッハの鍵盤曲では数少ない速度指示ラルゴ(幅広くゆっくり)が付く。フランス風序曲(付点リズムで跳ねる序奏の型)を思わせながら、弾む調子ではなく引きずるような歩み。掛留(前の音を引き延ばして生じる不協和)や思いがけない和声の転換が、時の流れを押しとどめる。4声のフーガは歌いやすい素朴な主題。後半では声部が二つずつ組になって進み、二度立ち止まってから頂点へ向かう構成である。
| 作曲年 | 1739–1742 |
|---|---|
| 編成 | チェンバロ(鍵盤)独奏 |
| 人数 | 1人 |
| 楽章・曲 | 前奏曲 / フーガ |
| 演奏時間 | 約 6 分 |
| 別名・表記 | 平均律第2巻第16番 / WTC II 16 / Prelude and Fugue in G minor / Das Wohltemperierte Klavier II Nr. 16 |
Wikipedia を参考にした記述は CC BY-SA 4.0 のもとで公開されている記事に基づき、この本の文章として書き直しています。
調べた日:2026-10-16
銀座6丁目のクラシック音楽バー「アンク」では、毎夜 20:00 から生演奏があります。今週のスケジュール ›