
曲の手引き。作曲の経緯と作品のデータ、出典。
深い陰りをたたえた重厚な一組。前奏曲は複数の声部が密に絡み合い、ため息のような下降の動きを重ねながら、沈んだ気分のなかを静かに歩んでいく。初期形は長男の学習用小曲集にも残されている。フーガは4声で、半音階を多く含む屈折した主題が特徴的だ。主題が各声部に現れるたびに不協和な響きが生まれ、張り詰めた空気が曲の終わりまで保たれる。ヘ短調の暗い色合いを存分に味わえる、第1巻前半の締めくくり。
| 作曲年 | 1722 |
|---|---|
| 編成 | チェンバロ(鍵盤)独奏 |
| 人数 | 1人 |
| 楽章・曲 | 前奏曲 / フーガ |
| 別名・表記 | 平均律第1巻第12番 / WTC I/12 / Prelude and Fugue in F minor, BWV 857 |
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調べた日:2026-10-16
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