
曲の手引き。作曲の経緯と作品のデータ、出典。
ジョリヴェが母を亡くした1936年に書いた、初めてのフルート作品である。5曲それぞれに「交渉者たちを迎えるために」「収穫が豊かであるように」といった呪術的な目的が題として掲げられ、楽器を祈りや儀式の声として扱う。音楽を古代の呪術的な力へ立ち返らせようとした彼の思想を端的に示す作品で、同年に仲間と「若きフランス」を結成した時期の所産。伴奏のない一本の旋律だけで、儀礼の緊張と高揚を描き切る。20世紀フルート独奏曲の古典。
| 作曲年 | 1936 |
|---|---|
| 編成 | フルート |
| 人数 | 1人 |
| 楽章・曲 | 第1曲 交渉者たちを迎えるために(Pour accueillir les négociateurs) / 第2曲 生まれ来る子が男子であるように(Pour que l'enfant qui va naître soit un fils) / 第3曲 収穫が豊かであるように(Pour que la moisson soit riche) / 第4曲 存在と世界との穏やかな交わりのために(Pour une communion sereine de l'être avec le monde) / 第5曲 首長の葬儀に(Aux funérailles du chef) |
| 演奏時間 | 約 17 分 |
| 別名・表記 | 5つのインカンテーション / 五つの呪文 / Five Incantations / Incantations |
Wikipedia を参考にした記述は CC BY-SA 4.0 のもとで公開されている記事に基づき、この本の文章として書き直しています。
調べた日:2026-10-16
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